■ 稽古場での忘れられない笑い話
ある日の稽古で・・。局中法度などビシっとやるシーンを稽古。
・・・本当ならその後、袖の中から山南さんの声が飛ぶはずですが、しかし、
その日は山南さん役のばしさんはご不在・・・だけど、そのセリフがどこからともなく聞こえてくる・・・
と思ったら、誰かがそれを発していたー!と思ったら、
舞台上に残った役者のみなさんがそのセリフに合わせて次々にアドリブー!
さっきまでのビシっとしたみんなが、あんなキャラやこんなキャラへとどんどん崩れていって
(みなさまの理想が壊れるので、とても言えません〜)、ダジャレも炸裂、どこまでも終わらない〜!
腹がよじれるくらい笑いながらも、そのツボを押さえたボケっぷりと化けっぷりに、
「すげー。役者やー芸人やー」と大尊敬でした!
あ〜、面白かった!!
■ 稽古場での深イイ話
ワンポイントというより。みんな本当に芝居が好きで、稽古は厳しいけど、
皆くらいついていって、さらけ出して、認めあえて、
休憩中もどんどん自分達の稽古をせずにはいられない。
こんな時間やみんなに出会えたことが感謝です!
■ ズバリ。あなたの「誠」は?
今この芝居に自分をかけて向き合うことが、私の誠です。
日々、自分のあらゆる心や状況に負けずに…ですね。
■ 「桜」の思い出、何かありますか?
その昔。安土桃山城の桜の木の下で、青空と満開の桜を見ながら眠りました〜。
夢と未来を語りあいながら、希望一杯で、すごく幸せな気持ちで、
いつの間にか眠ってました。すごくきれいな桜でした…!
■ 新選組に関係する人の中で、自分が今回演じた役以外なら、誰を演ってみたいですか?
うーん。私の習性上、いつも自分の出会った役一筋に愛するので、
めったにそれ以外の役をしたいと思うことはないのです〜。
■ 今一番伝えたい「ありがとう」。
まさに「仲間と笑いあってるとき、そこに存在した」の実感がありました。
真剣に芝居に向き合うみんながいて、自分を信じてくれる人がいて、
この人に向き合いたいと思う人がいて、思いやりの言葉をかけてくれる人がいて、
目と目で共感しあえる人がいた。
共に同じ志を持って認めあっていける人がいるっていうことは、ありがとうでは言い尽くせない。
■ この作品に出会っての思いの丈をどうぞ!
自分が乗り越えないといけないことや、たくさんの自分に向き合わせてくれた。
もう二度と無理だと思ってたことさえも。
自分にもみんなにも、そして観にきてくださったお客さまにも、
恥ずかしくない役者でいたいと思う!
■ 口癖は?
「えっとー」
自分ではほとんど言ってる覚えがないのに、私の口真似をする人は皆これを言う(-_-;)。
しかも、中学ぐらいからずっと。
なぜだ。これが無意識ってやつなのか…。
■ 最近こだわっていることは?
それはもう、男・原田くんになるためのこだわりです〜。
立ち方、歩き方(秘密兵器作成)、筋肉ほしい、脳内も、喋り方も〜!!
…ローマは一日にして成らず(汗)!
■ 家に帰ってからまずすることは何?
玄関からコタツゾーンに行くまでに出会う物達(やりっぱなしの物達とも言う)を
片付けながら進む。
B型なので、自分の空間を心地よく作ってる時間が快感です。
だから、散らかすくせに片付け好き(^_^)。
■ この作品の中で一番好きなセリフは?なぜ好き?
「皆、幸せになれたらいいなぁ」
なんだか世の中、時に、どうにもうまくいかないことや、
誰も悪くなくても悲しい出来ごとがありますね…。
私もこのセリフとシーンを肌に近く感じながら、涙がでる思いになります。
■ 役作りで一番大変だったことはなんですか?
「何を置いても…。とても深い作品なので、
自分自身の「誠」や生き方までも見つめ直し葛藤する、
自分との戦いのような役作りです。」
■ 自分を漢字一つで表現すると何か?そして理由は?
「香」
「明日香ひなた」の字はどれも好きです。
しかし、自分を表現する漢字というより、
今回の芝居の中での自分のキーワードです(^_^;)。
ん?詳細はヒミツ…。
(自称、秘密主義なんてすが、今回の芝居を通して
何かとバレまくってしまってる気がします。まいった・・)
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