稽古場日記 11月3日

恐怖の総ダメ出し 11/3 by 梦月楓

祝日。今日も全日稽古だ!と思っていたが
祝日のため稽古場がギリギリまで見つからず焦った。
本当は13時から17時まで、というお話だったのだが、管理人さんのご好意で22時まで使わせていただくことになった。ラッキー!

前日のラ・ネージュでの通し稽古を、中野さんは明け方6時までチェックを入れて
「これが最後のダメ出しだから」
と言わんばかりに、台本を真っ黒にするような細かい指導をつけてきた。
「今日は、本当に細かに変えるから。覚悟して」
というので、メンバーは取り敢えず稽古場について、まず近くの商店街に買出しに出た。
もう、今日は稽古場を出ない。篭るのだ!

食料・飲料を買いあさり、稽古が開始した。
非常に細かいダメ出し・指示が続く。あっという間に4時間。
知らない間に日が暮れていた。

「……夜休憩いれましょうか」「……そーっすね」
疲労困憊。口数が減る。
でも、ご飯を食べると幸せになる。梦月が買ってきたカレービーフンが非常に美味で
「これは……禁断の味! ビールだ!ビールもってこい!」
と、おやじ群生(筆頭はとっくんさんだ)

アメリカの選挙結果が気になりつつ、お稽古夜の部へ突入。

……私、今日のダメ出しは「赤」で書き込もうと決めたのですけど。
朝から晩まで、一日で台本が真っ赤になりました。

今までの動きを踏まえ、より高度に、より繊細に、より美しく。
これを明後日の稽古までに踏まえて、体現化しなくてはなりません。

頑張れ。頑張れ私。負けるな私。
台本を憶えつつ(まだ憶えてないのか!)勝利を目指せ!  

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