坂本龍馬。
幕末の不安定な時代の波に流されず、自分の生き方を貫いた…人として、誰もが憧れずにはいられない、そんな役でした。

眩しく輝き生きる彼を演じることはそう生易しい事ではなく、
私の持てる以上のパワーを使わなければならなかった。
なぜなら私自身も社会の中で安定を求めて、縛られながら生きてる。
私ごときが太刀打ち出来るわけのない人物だと。

でも振り返れば楽しい4ヶ月でした。

流した涙とか、稽古場に蔓延した謎の病とか、ほぼ徹夜の東京公演とか…
今は全部が涙が溢れそうなほど楽しい思い出。

この作品を通して出会い、絆を深めたを全ての方に心からの感謝を。
ありがとうございました!!