「新鮮組!」無事、終演致しました!

岩倉具視&ツン公役の大野里紗です。

2月からの稽古開始。

「時代劇かぁー!面白そう!!」と出演を決めたハズなのに、歴史用語が分からず、そもそも台本が読み進められない…。

何を隠そう、私、歴史嫌いだった(笑)

子ども向けの本やらマンガやら…で勉強を始めたは良いケド、歴史は一部分を取り出しても、理解出来ない。

途方にくれる私に、一人の救世主・歴女なち(梦月)さん。

数時間のお勉強会を開催してくれたおかげで、話が分かりだし、歴史って楽しいんだなぁーと、生まれて初めて思いました!

行きと帰りと同じ本を読んでいたのに、あんなに見えかたが違うものかと、

大興奮して帰ってきたのが今でも忘れられない思い出です!

 

ツン公

実は、ツン公、本来はヌイグルミ設定でした。

「出ません!」と言いはっていたのに、あれよあれよとのせられて出演する事に…。

出るだけで良いって言ってたから引き受けた筈なのに

蓋を開けるとガッツリ演出までつき、犬研究をする羽目に…。可愛く可愛くがモットーのツン公でした!

 

岩倉具視

役をいただいた時のプレッシャーが凄くて、初日から涙が…。

御簾?+白塗り?=パニック!!

地味に大変だったのは、衣装替えと共にあるメイク替え。

短縮バージョンの日野公演は、毎回ヒヤヒヤ。何とか袖で間に合った…なんて回もありました。

 

御簾が初めてお目見えした日の興奮も忘れられません!

細部にまでこだわった、じいの傑作!

より生かせてあげれるよう心に誓い、御簾練習(通称:ミスレン)に励みました。


孤独の中で画策する彼の複雑な心情にも悩まされました。

賢さ、執念深さ…。

何度振り回され、取り込まれそうになったか分かりません。    


それでも、この激動の時代を生きた彼らと共に生きられた、この4ヶ月間。 

“生きる”事と向き合い、生きられる事の幸せを感じた日々はなかったです。

  

また、メンバー内で流行った悪い病気にかかり、

日野公演や新選組祭りで、関係者の方々に、ご迷惑とご心配をおかけしました。

多くの人の優しさを感じ、感謝の気持ちでいっぱいでした。

ご観劇下さったお客様、スタッフの皆様、メンバー、関わって下さった多くの方々に感謝を!!

ありがとうございました。