今回は、まず役柄より何より殺陣もあって歌って踊るコメディ、

しかも東京と大阪の2都市公演で…本当にやれるのか?と心配だらけでしたが、

何とか終演することが出来て、今はホッとしています。

  

国を思う心、仲間への思いやり、夢を語るパワー、楽しむことを忘れない生き方…

人として、このお芝居の登場人物の誰もに憧れます。

桂さんには、このお話の途中まではそれがなかったのだけど、皆と過ごす中で、最後に自分の夢をみつけます。

まだ漠然としているけど、仲間と過ごした日々が彼を変えて行ったんだと思います。

 

それはこのお稽古期間に、泣いたり笑ったり、ともに悩んだり、考えたり…

私たちの多くの思いがこの舞台に集結し、本番につながって行った過程と似ているような気がします。

 

この作品をやり終えた今、新たな夢に向かって船出する時だと感じています。

夢を忘れず、常に新しい夢を探して、これからも精進して行こうと思います。

 

ありがとうございました。