今回、音響どころか舞台という世界に初挑戦の

音響スタッフのりょうたん(戸倉)。



しかし、いつものさくら2comの舞台に比べれば、

今回は当時の流行だった上海ジャズをイメージしたBGMばかりで、

無理難題はそんなになかったかと思います。



前回の「火宵の月」で音響を担当したおすぎくんは、

今回は場内スタッフとして参加してくれていたのですが、そこはソレ。

やはり元音響として気になったのでしょう。



ある日、ふと2人が喋っているのを目撃しました。



遠目だったので何を話しているのかは分かりませんでしたが、

あとで照明スタッフのコサック(結城)がチクってくれました。



結城「おすぎがまず「なちさん怖いやろ」と言ってました」



ふうううううううん。あらそうおおおお。



私はスパルタ方式なので、出来ない子には鞭を、

出来る子にも鞭をあげるタイプです。

やればできる!と信じているので、出来ないはずはないのです。

だって、舞台には妥協は許されないのですから。

それと私個人の人となりとで、かなりの恐怖政治を敷いているようです。




でも、やればできる。甘えて出来ないくらいなら、

怖くても出来るほうがいい。

だってお客様には、そんなこと関係なくて、

潔いくらいに結果しか見えないのですから。



初めて舞台に関わるりょうたんには厳しい現場だったかもしれませんが、

何かコレという芯を感じてもらえたのならいいのですが。



しかし、私は声を荒げて怒ったり、モノを投げたりしませんので

ソコまで怖がられると心外だなぁ。



と思っていた矢先、暗転板付きのはずだったのに照明が消えず、

薄い明かりの中でスタンバイをした公演が終わったとき、

今度はコサックが土下座して謝ってきました。



公演が終わったら命はない、という勢いでした。

大変、心外です。

8月公演もあるから、生かしておいてやるというのに…。