素晴らしい甘粕を演じきったえーさくさん(桜華)には、

「3回目のジンクス」があります。

毎回、3ステージ目に何かをやらかすことです。



「カイン」では「約束しゅる」と言ってみたり、

長セリフが曖昧になったため、最後は語彙を勝手にフェードアウトして消してみたり、

「moonWing」では小道具の心臓を思いっきり客席に放り投げたり、

「火宵の月」では「これで私は都で えー 名声を手に入れることが出来る」

などと演説してるおっさんのようになってみたりしました。



しかし!千秋楽が終わって、えーさくさんは滲み出るような笑顔で言いました。



「私、今回 何 も やってないんです!」



ヒノキ花粉に悩まされて、本番中もズビズビ言うてたのは、

「迫真の演技」で片をつけ、重力に従う鼻水をとめるため、

天井を仰ぎ見る小細工を入れていたのも、「迫真の演技」だそうです。



桜華「これでもう3回目のジンクスはやぶったので、今後は完璧です!!!!」

全員「へえええええええええええ」



打ち上げ会場でのビデオにも収めましたので、言質は取りました。

8月公演が楽しみです、理事長。