2つめも、かずきさんです。


満州国での即位を甘粕に進言された溥儀皇帝に

追い討ちをかけるように諭す芳子。



溥儀「皇帝の誇りを捨てても、満州へ移れと?」

芳子「いいえ。皇帝の誇りを取り戻すために、満州へお行きになるのです」



清朝最後の皇帝の血筋である愛親覚羅家の者であるからこその、

血が滲むような痛い決断のこのシーン。

溥儀は、男装の麗人として日本軍で働く従姉妹・芳子に憤りをぶつけます。



溥儀「女だてらにそのような格好をし、日本軍に加担して恥ずかしくないのか!」

芳子「全て清朝復興のためでございます、陛下!」



芳子は、溥儀の弟・溥潔を引き合いに出して言い募ります。



正:芳子「弟君が日本人と結婚し、日本の軍隊で勉強しているのも

      全て我々の悲願達成のため!」


誤:芳子「おとうおううおと君が、にぽぽぽにぽん人と結婚し…」



誰 と 誰 が 結 婚 し た の か 。



きっと、陛下はこう叫びたかったことでしょう。

溥儀「お前のことなど信用できぬ!」

まったくだー。