2008/2/17 大浦 薫

山桜幻想と北天幻桜

ただ今、二つの芝居を同時並行している。

3月の山南忌に上演する「山桜幻想」と4月の「北天幻桜」である。



この2作品、元を正せば「さくらのごとく」から続いていく話なので

共通点がたくさん。場面は違うけど台詞はダブってる、とか

台詞はほぼ一緒だけど部分的に違うとか・・・。



ややこしいーーーーー!!!



両方の稽古が進めば進むほど、頭の中は混乱していく。

例えば



「この河原で、近藤さんや総司と剣術の稽古をした・・」という台詞があるのだが、

「北天」ではこの場面ではすでに近藤さんは死んでいる設定で「山桜」ではまだ生きている。

生きてるか死んでるかで気持ちの持ちようは全然違うので、芝居やりながら

「近藤さんはまだ生きてる生きてる・・・」と

頭で反芻してたりする。早く一本に集中したいーーー!!



でも、どっちもいい作品ですから皆様ご期待を!



「山桜」はほぼ形は出来上がり、あとは作りこんでいくのみ。

「北天」も大まかな動きがついた。



が、今日撮った稽古ビデオを観ながら中野演出が

「イメージ湧いてきた。もっと動き激しくするわ」と爆弾発言。



・・・そうですか。わかりました。

変えるならなるったけ早めにお願いします。


なんせ歴史モノローグシリーズ第1弾のマリー・アントワネットの時は

1週間前に大幅な変更をしたとか、中野氏得意げですから・・。



役者陣気の毒に・・・。



とにかく毎週頑張ってます。

青春してます。

私、やっぱり芝居好きです!