2008/1/6 大浦 薫

稽古始め&宴会

午前中に公演成功祈願をしたところで、午後からは東山で稽古。

さすがにお正月の東山は初詣でまだまだ大賑わいだ。



そんな車や人を横目に稽古は始まった。

今日は照明・音響スタッフ両名が参加。

これから一緒に頑張って作品を作っていきましょうと固く誓い合った。

さくらさくらカンパニーの作品は、照明・音響といえど演者として参加する気持ちを

要求される。音や光のタイミング・変化などすべてが芝居を構成する。

今回のスタッフさんも演出から「まず新選組に関して勉強してください」と言われ

早速、関連書籍をピックアップされていた。

その姿勢がとても真面目で前向きで、今回の作品は本当にいいものになりそうな

そんな予感がした。稽古にも積極的に参加していただけるようなので

一緒にいろいろと相談しながら作っていきたいな。



さて、本読み。

今日の2度目の本読みでは場面ごとに区切って

演出からの様々な演出プランを聞いた。

今までやったことのないような時間軸も空間軸も交錯する今回の作品。

演出中野氏の求めるものは、稽古始まったばかりという事実など

無視するかのような斬新で複雑なものだった。

役者として信頼されているからこその演出なんだと自分に言い聞かせ

とにかく自分のイマジネーションを最大限に膨らませて

演出の言葉を自分のイメージにとりこもうと必死だった。



現在所要時間45分というという短い作品ではあるが

その濃厚さゆえ、2度目の本読みは時間切れ。

続きはまた明日だ。



夜、稽古を終えてみんなで向かったのは、さくらさくらカンパニーの

道具スタッフとして、ゴッドハンドと呼ばれるじいの自宅。

今日はそこで鍋パーティなのだ。

私もお歳暮にもらったうどんを持参して参加した。

絶品キムチ鍋と、とっくんさんの幻の逸品「煮卵と角煮」などを

争うように食べ、そのままみんなでお泊り。

まるで合宿のような楽しくて賑やかなパーティであった。



じい、ありがとうございました〜♪