ニューヨーク公演に向けて、意気込みコメント

 「さくらのごとく、生きてみたいね」

 山南敬介 / 徳永真理子

審査を通過した、合格した、と聞いたときはホントに半信半疑だったし、航空券やホテル予約を済ませたと聞いても、稽古が始まってる今でも「ホントに海を渡るの?」と信じられない気持ちです。
でも疑ってみてもどうやら本当らしいので、気合は必要だけど、必要以上に気負わないで平常心で冷静に臨みたいと思っています。
(できるかなあ〜?)


 「何が待っていようと、俺は負けねぇさ」

 土方歳三 / 大浦薫

昨年京都でさくらのごとくに出演させていただき、この作品の素晴らしさに触れ、
いつかまた出演させていただけたらと思っていました。
その希望がこんなに早く、しかもニューヨーク公演という素晴らしい形で叶ったことを
本当に幸せに思っています。

新選組という普通華々しく取り上げられがちな題材を、実に深く人間らしく取り上げたこの作品に
私は私自信の生き様を重ね合わせて演じたいと思います。

ニューヨークの次はまた日本で皆様にお見せできればと、切に願いながら、
まずはこの夏大きな夢を叶えてこようと思います。どうか応援よろしくお願いします。


 「もう一度、頑張ってみよう。そう思うようになったんです」

 沖田総司 / 葵かずき

ニューヨークの舞台に立つ日が来るとは思いませんでした。
しかもぜひもう一度やりたかった大切な沖田役を演じる事が出来る。幸せです。

でもここがゴールではありません。今から全てを新しく新鮮に始めたいと思います。

改めて、チャンスをくれた全ての出会いと出来事に(決して楽しい事ばかりではなかったけど)
仲間に感謝しています。

大和魂と役者根性をまとって沖田総司と共に海を渡って来ます。応援してください。

 「いつかこの国が変わったら、異国に行ってみたい」

 明里 / 梦月楓

史学を学んだ私。留学して英語を学んだ私。
そして、メリケンに行くことを夢見ていた明里を演じ、今まさに私たちはニューヨークへ行こうとしています。
まさか、そのセリフが真実になろうとは。この運命に、ただひたすら感嘆するばかりです。
この国際芸術祭の存在を知ったときも、確信のようなものを感じました。

きっと、ニューヨークで私たちを待っているものは、明里を通じて、作品を通じて、
私に、私たちに大きなパワーをくれるに違いありません。

稽古が進むにつれ、準備が整うにつれ、日々見果てぬNYが近く、確かなものになってきます。
この高揚感、この幸福感。

作品に乗せて、皆様にお伝えできたら幸いです。どうぞご声援お願い致します。