オスカーVSマリー
将来は……!?対談

オスカー 桜華けい(以下 桜華)
マリー  百瀬美乃 (以下 百瀬)
インタビュア 以下A


オスカーからマリーついて、どう思う?

桜華 : もうちょい、優しくして欲しいなぁ〜っと。オスカーの何処が悪いのかわからない!
百瀬 : ……あのぉ、うざい?

一同笑

百瀬 : ……(口をもごもごさせながら) ていうかね、何しにうちに来るの??なぁ、いっつもさぁ!
桜華 : そりゃあ、マリーとの結婚を夢見て……
百瀬 : しないよ?
桜華 : (無責任に) するする、するする。 僕のび太、君しずかちゃん、みたいな感じだから。

一同笑

百瀬 : しずかちゃんはのび太君の家、来ぇへんで! いっつも覗くののび太君(笑)
桜華 : そうそう、しずかちゃんの家に遊びに行くのび太、そういう感じ。
      風呂場に来ないだけマシだと思って頂きたい。
      のび太よりちゃんとしてると思うしね。間違いなく。
百瀬 : ちゃんとしてるかなぁ。
A   : ジェントルマンですよね、オスカー。
桜華 : ジェントルマンですよ!オスカー!
百瀬 : そお〜?
桜華 : うん
百瀬 : ……どのへんが?
桜華 : …………全体的に(笑)
百瀬 : …すごい……アバウトだねぇ……
桜華 : まぁ、高貴な血は隠せないということで。

(数秒間の沈黙)

百瀬 : 生クリームたっぷりのスコーンは好き〜?
桜華 : あんまり好きじゃない。(口をもごもごさせながら)
百瀬 : んじゃ無理やな。(笑)
桜華 : マリーが作ったのだったら、食べないことは無い、かも知れない。
百瀬 : ……食べる!?
桜華 : ん〜、考えとく。
百瀬 : ん?なんで?…… (淋しそうに) そうなんや……


マリーはオスカーのことどう思ってるの?

百瀬 : あのねぇ、…………友達!!
A   : ……・どれくらいの?
百瀬 : ど、どれくらいの?
      なんかね、なん言うたらいいんな〜?すごい、う〜ん、普通やねん。
A   : 普通?
百瀬 : う〜好きっていうか普通好き嫌いとかやったらすごい好き?
桜華 : いいのいいの今はそうでも。いずれ好きになるから(笑)
百瀬 : すごい好きッていう大きな中でいるオスカー、みたいな。嫌いじゃないから、
      すっごい嫌なわけじゃないし、家に来たって喋るしな、そりゃ。
桜華 : 10年後を楽しみにしておけ、わっはっはっ。
百瀬 : う〜ん、そうそう。

A   : マリーは、カインに絡むオスカーの事どう思っているの?

百瀬 : カインに絡むオスカー?そうやなぁ、なんかなぁ、あのぉ〜、
      リフとオスカーと、カインが絡んでいるのと、やっぱりちょっと違う気はする。いっつもリフとカインは一緒にいるでしょ?
      リフとカインの関係はもういいの、いいのっていうか日常なの。でもいやだけどね。
A   : うんうん。
百瀬 : なんか、オスカーと、兄ちゃんが絡むのは、なんとなく……い、嫌かな?

A :オスカー的には、カインも好き、マリーも好き?

桜華 : たぶんどっちもLOVEだと思う。
百瀬 : だよねぇ。それも腹立つんやと思うわ。(笑)
桜華 : オスカーは、カインの顔と、マリーの髪の毛が好き。
百瀬 : 髪の毛かい!金髪?
桜華 : 金髪。金髪大好き。
百瀬 : 今、ち、ちょっといやらしかったねぇ。
      それはもちろんきっかけだったと思うけど。兄ちゃんは黒髪やけど、顔が初恋の人やもんなぁ。
桜華 : 顔が初恋の人で、マリーは髪の毛が初恋の人やねん。
百瀬 : なるほどね、足して2で割れば


コンプレックス……?

百瀬 : すごいマリーはお兄ちゃん大好きやもんなぁ。
桜華 : え?シ、シス、え?ブラコン?
百瀬 : ・・・うん。カインもシスコン。
桜華 : んでオスカー、ロリコン。(笑)
百瀬 : コンコンばっかりや!
桜華 : みんなコンプレックスを持って。
百瀬 : ブラコンはいいと思うねん!
桜華 : ドクターもファザコンでブラコンだと思うし、
百瀬 : そうやなぁ。
桜華 : ミケはファザコン。
百瀬 : あぁ、そっか。。。
桜華 : 一瞬、お父さんを誰かと考えてまう。(当たり前のように)渡辺謙やろ?
百瀬 :それだったら私もファザコンになる(笑)


何が難しい?

桜華 : ぱっと思い浮かぶ貴族という存在が明確じゃないから難しい。
百瀬 : 英国やもんな?
桜華 : 英国貴族。
百瀬 : 日本人やしね、平民やしね。
桜華 : 貴族、何が1番大変?
百瀬 : ん〜、何が大変・・・なんかね、周りにお手伝いさんなり身の回りの事を全てしてもらえるという、
      それがあんまりよくわからへん。
桜華 : お母さんがいっぱいいるとか?(笑)
百瀬 : リフさんはねぇ、お兄さんはお兄さんなんやけど、『お兄様』っていうんじゃなく、『お兄ちゃん』
桜華 : ふーん。
百瀬 : 優しい兄ちゃんや思てたのに!何よ!?みたいな。
桜華 : 何よ!?リフ!
百瀬 : それは私は知らないかも知れへん。(笑)
      そんなこと (※作品をお楽しみに) になっているとは全然知らず。兄ちゃんの無事を祈りつつ。

A : オスカーがハーグリーブス家に住み込むことについてマリーは
    どう思っているのか聞かせて下さい。

百瀬 : 住み込む事!?・・・・・・・・・いつから?
桜華 : 途中から。
百瀬 : 同居する。(笑)
桜華 : 勝手に来てるだけだよねぇ!勝手に同居して居座っているじゃないですか。
百瀬 : ・・・・なんで居んのかな?
      あの、でもねぇ、気持ちはいてるっていう、なんかねぇ、嫌いじゃないから、頼りもしているし。
桜華 : 嫌い嫌いも好きのうち。っていうしマリーは好きだと思う。
百瀬 : ねぇ!だってあんなに全部さらけだしてぶつかっていけるっていう
      いうたらマイナスの事でも何でも喋れる人やから。
桜華 : マリーは絶対カインの前で言わないことをオスカーの前では言う。
百瀬 : オスカーの前では絶対に言うから、それぐらい心を許しいてる存在であるから、
      なんかあの、安心感はあるしね。

      それはでもそう思う。絶対なんでも話していると思うし。
      いっつもいてくれるというか。そばにね。お兄様がおらん時とかでも。
      ぜったいに話し掛けてきてくれるだろうし。
      不吉なこと、タロッドカードとかでも、絶対にきてくれるしな、オスカーっていう人は。
桜華 : オスカーカッコイイ。
百瀬 : すんごいカッコイイと思うよ。なのにウザイっていうね、
      すごいもっとクールにカッコよく、女の子が好きそうな男であれば
      ごっつモテるはずやのに、そこをあえて三枚目にいくっていう、そこが憎いよね。
      そこがいいところやと思う。大阪人は好きかも(笑)
桜華 : 大阪人好み(笑)
百瀬 : 大阪人好みかも知れん でもオスカーはそう思うよ、なんでも喋れるし、友達であり。
桜華 : もっと行けそう、マリーとオスカー。
百瀬 : 行きそう行きそう!何でも話せると思うし。やっぱ子供やしね、いうてもマリーって。
      何でもぶつけてストレートで、直球勝負で。みたいな。そんな所があるかな。全然いいと思うよ。
桜華 : 家にいても(笑)居座ってもOK?(笑)
百瀬 : うん、たまに来て欲しくない時でも来そうな感じもするでしょ、それは嫌かな。
桜華 : ・・・・たぶんずっと居る。『ただいま!』って言って帰ってきそうな(感じがする)
百瀬 : 兄ちゃんは嫌かもしれへんな。
桜華 : ・・・・・兄ちゃんも絶対オスカーのこと好き。(笑)
百瀬 : 何それ!?妄想!?
桜華 : 妄想。(笑)
百瀬 : でも兄ちゃんもそうやと思うよ。
桜華 : ものすごいポジティブに考えてる。


カインの、あの作品についてどう思う?

桜華 : ん。。。難しいと、思い、ます。
      やっぱり二次元のものだから
百瀬 : 漫画っていうことで?
桜華 : そうそう、二次元のものがそのまま見てる人に入ってきているわけじゃなくて、
      なんらかの立体化したイメージを読んでる人が頭の中で
      膨らました状態で入って来ていると思うから、
      それと、違うっていうか。。違和感が出たら怖いなって思う。
      人それぞれ想像している事って違うと思うかし
百瀬 : 自分が漫画を読んだってやっぱりそう見るもんねぇ。
桜華 : 平たい二次元のままで自分の中に取り入れてないと思うからよけいに、ね。
百瀬 : 話的にはすごい最初難しい話やなぁって。
桜華 : 私は台本を読む前に「どんな話?」って聞いた時に
      「指から人が出来る話」みたいな。
百瀬 : 真剣に文字をじっくり読んでいかないと「なんだこれは!」っていう
      人がザクザク死んでいって「なんだなんだ!?」感じで終わってしまったからねぇ。
      最初カインシリーズを先に読んで、その前、カフカだったりとか
      (少年の)孵化する音とかあったでしょ。
      それを稽古が始まって何週間か経った後に読んだのよ。
      それがちょっ繋がらなかったっていうのもあるんやけど。。。
百瀬 : カインって、お兄様って、
桜華 : マリーの過去とかあるもんな前半に・・・。
百瀬 : こんなに表情豊かでマリーもこんなに色々な危険な、とか言うてるけど、
桜華 : 幼馴染が殺されたりとか。
百瀬 : そうそう、近くで身近な人がたくさん亡くなったりとか、
      そんな過去があったのね!みたいな・・。それは、感じたかな。。。
      それは最初のほうを読まないとわからなかった。
桜華 : ベースになってる部分がね。。
百瀬 : みんなは由貴香織里さんのファンでもあるやろうし漫画が好きっていう訳でなくて、
      『絵』で入る人もおるかもしれへんけど、表紙のね、
      由貴さんが好きっていって見る人って最初から読むでしょ?
      そうするとすごいバッチリ入っているわけでしょ?
      だからそれが恐いなっていう。。
      だからイメージ通りにいかへんかったらマリーは本当に。私はそう思うな。。
桜華 : 全体的に、ねぇ。
百瀬 : そのイメージを壊さない程度に自分なりのっていうのが
      できたらいいと思うけれど。。ダメだねぇ。。。
桜華 : 話がどんどん暗い方向へ。。。(苦笑)
百瀬 : あのねぇ、困難なことは……何が困難って、まだまだ(役に)なり切られへんのが
桜華 : 私の場合は、
百瀬 : モチベーション?
桜華 : モチベーション?(笑)
桜華 : モチベーションが下がっているの?(笑) どういうことだ!?
百瀬 : 何が邪魔するんだろうなぁ?気合が足りないんやと思うわ!
桜華 : じゃあ、、、、、、足を開け!手を上げろ!歯を食いしばれ!
百瀬 : もうホンマ殴られなあかんのちゃうかなって。(笑) 
      気合ガーッッて、すごい集中すれば台詞かてどんどん入ると思うし。
      何回も何回もやってるしね。っって思うかな。
桜華 :じゃあ、今度拷問棒を持っていきます。
百瀬 :じゃあ、お願いします。