大河日記 2004.01.16

大河ドラマ「新選組!」の初回視聴率が判明した。

日刊スポーツ、スポーツニッポンによると、

《武蔵斬った「新選組!」、最近10年で2位。若者に人気のSMAP香取慎吾主演で話題の

「新選組!」が、昨年の「武蔵」の最高視聴率(24.6%)を初回で抜き去った。》とあった。

初回の視聴率は26.3%、過去10年の大河では「秀吉」(96年、26.6%)に次ぐ記録だそうな。

あの、唐沢寿明、松嶋菜々子主演で話題を呼んだ一昨年の「利家とまつ」の初回(26.1%)にも

0.2ポイント勝っている。

関西地区では29・0%と好スタート、また瞬間最高は、香取演じる近藤勇と土方歳三(山本耕史)

が黒船の大砲の音に驚いて裸で抱き合った、午後8時55分の32・7%だった。

《NHKでは昨年中から総合、衛星テレビで大量のPRスポットを展開。新選組に関する特集番組

を集中放送する等の戦略も、初回への注目度アップに繋がったようだ。》と書かれていた。

けっこう視聴率を取ってるんだ、さすがはSMAP慎吾ちゃんか。

それとも三谷ファンの威力か。

けど、あれだけPR番組やってたら興味はわくし、見るだろうなあ。

そして今まで取り上げられることのなかった新選組という題材が、やっぱり新しいんだろう。

忠誠の熱さは、かの四十七士にも譬えられながら、ただの人斬り集団としてしか見られて

こなかった新選組が、全国ネットでNHKで大河ドラマで取り上げられたのだ。

新選組ファンがついに「新選組が好きだー!」と声を大にして言える時が来たのだ。

それはまるで、去年までダメ虎とののしられ「タイガースが好きだー!」と大声で言えなかった

阪神ファンに似ている。

どちらも熱狂的で息の長いファンが多い。

そんなマニアックなファンを前にして、新選組桜異聞なる芝居を打とうというのだから

私たちは度胸がある。

粛清されないように頑張らないといけないわけだが、いつもどおり稽古は順調に遅れている。