大河日記 2004.01.14
大河ドラマが始まって数日がたった。
見てよかったのか、やっぱり見なけりゃよかったのか、すごく複雑だ。
石坂浩二さん演じる佐久間象山は名ゼリフを乱発し、おいしいところをかっさらっていった。
グローバルな視点を持った学者として描かれている佐久間象山役は、料理、絵画、経済など、
あらゆるジャンルの知識を網羅する石坂さんの、まさにハマリ役だと思う。
今後の放送がホント楽しみだ。すてきすてき♪
さて、問題の堺さんですが(--;)。
いや別に堺さんに問題があるわけじゃなく。堺さんは私のこと、知らないし。
大事な大事な会合の為、新選組のみんなが、某所に秘密裏に集合している緊迫のシーンで
堺さん演じる山南敬助はさらりとこう言いながら登場した。
「道を一本間違えてしまって遅れてしまいました。」
……………(--;)えぇ、えぇ、そうでしょうとも。
どんなに大事な打合せの時でも時間どおりには現れず、必ず微妙に遅れてやってくる。
「遅れてすいません!!」などと血相を変えて謝ることはしない。常にマイペース。
これは、私のイメージでもあった。
それを堺さんは体現してみせたのだ。嬉しいような悔しいようなツライような…。
その後も堺さん演じる山南さんは、冷静沈着、頭脳明晰、という言葉が似合う人として
描かれていた。……………そうなんだけど!!
自分の演じる役を、他人が演じていて、それを映像で見るのがこんなにしんどいとは(--;)。
こんなんじゃあ、来月の本番前には番組は見ないほうがいいんじゃないかと思う。
でも、石坂象山先生のお姿は拝見したいし…。
苦悩の日々が始まった、かも。