<はらはらドキドキの、本番舞台裏・突撃レポート! by明里>

無事に 「さくらのごとく」 本番も終了いたしまして、関係者一同、ほっと一息。

皆様、お待たせいたしました。

チクリ屋・明里による、本番裏突撃レポート、いきます!

今回もモチロン、無断掲載ですよ。ふふふ。


【沖田総司 編】


<はらはらドキドキの、本番舞台裏・突撃レポート! by明里>

無事に 「さくらのごとく」 本番も終了いたしまして、関係者一同、ほっと一息。

皆様、お待たせいたしました。

チクリ屋・明里による、本番裏突撃レポート、いきます!

今回もモチロン、無断掲載ですよ。ふふふ。


【明里 編】


■■ 其の壱 ■■

遊郭島原のシーン。

明里の着物早替えは皆様に驚いていただけたようで (意外でした……)

ずるずると裾の長い 「お引き摺り」 という着物+豪華な前帯+ざくざく刺さっているかんざし、と

まさに遊女の真髄、艶やかな格好でありました。

お引き摺りを着こなすのはとても大変。裾を踏んでしまうばかりのお稽古でしたが、

本番ではなんとか着こなして大好評!

「よし、裾も踏まなかった!」 と梦月さんは意気揚々と暗転になって袖へはけたのですが

真っ暗な中、狭い袖で(やっぱり)思いっきり裾を踏んづけてしまい、

舞台袖に仕込んである音響スピーカーに派手にぶつかり、(そして恐らく角度が変わった……)

それに動揺したのか、壁に数多いかんざしの端をぶつけながら楽屋に戻っていきました。

お客様にバレなくてよかった〜、とほっと一息。(今バレてる)

■■ 其の弐 ■■

山南さんが、最期に残していった手紙。

山南切腹の後、明里はその手紙を開き、逝ってしまった山南の気持ちを心に染ませ……

今思い出してもぐっとくる別れのシーン。明里は震える手で手紙を開き――

……逆さまやし!

山南さんから受け取った向きの関係で、開いた手紙が逆さまに。

気持ちは悲しくて哀しくて切なくて辛いのに、手紙が逆さま。

……なんか、ちょっと微妙な気持ちになってしまいました。

(どうしてもそれをひっくり返せる気持ちじゃなかったんです……)

■■ 其の参 ■■

「うちは変わる! どんどん変わっていきたい!」

オープニングシーンで、まだ 「明里」 ではない 「女」 が叫ぶシーン。

2日目。しょっぱなからやってしまいました。

「うちは生きる!」

うわー、いきなり間違いか!

やってしもた〜、と思いながら 「まあ、いいか。生きていきたいし」 と開き直った明里でありました。