るうの
★陰陽道プチ知識★

第六回

みなさんこんにちは〜
月曜日は、本当に天の怒りか! というくらい雷が落ちまくっておりましたが、皆様ご無事でしょうか(>_<)
というわけで、今日は(関西地方だけ微妙に)タイムリーなお話で〜す



前(プチ知識その2)でも触れましたが、天変地異はまさに「天の怒り」そのものでした。もちろん、雷もです。今でこそ仕組みがわかり、避雷針もありますが、当時の人にとってはその音も光も、そして何よりも落雷した時の衝撃や火災は恐怖以外の何物でもなかったと思います。
そして、雷といえばこの人、菅原道真、またの名を受験の神・天神様です。当時の敵対相手の陰謀によって大臣の地位を追われ、九州の大宰府へ左遷された道真は、失意のうちに亡くなりました。
彼の死後、京には異変が相次ぎ、天皇の皇子が次々に病死、さらには朝議(会議)中の清涼殿が落雷を受け、朝廷要人に多くの死傷者が出ました。これらが道真の祟りだと恐れた朝廷は、道真の罪を赦すと共に太政大臣の位を贈りました。
落雷事件から、道真の怨霊は雷神と結びつけられました。朝廷は北野天満宮や太宰府天満宮、大阪天満宮を建立して道真の祟りを鎮めようとしました。以降、百年ほど大災害が起きるたびに道真の祟りとして恐れられたそうです。
天神信仰として全国に広まり、やがて各地に祀られた祟り封じの「天神様」は、災害の記憶が風化するに従い、道真が生前優れた学者・詩人であったことから、現在のように学問の神様として変貌をとげたのです。
怨霊から雷神へ、そして学問の神へと、見事なとらばーゆですね〜)

ちなみに、某民主党の(全然某じゃない)管○人氏の祖先を辿っていくと天神様にたどり着くとか着かないとか。。。
もし本当なら、すんごいご先祖様ですよね!


では、また★

byるう

火宵の月TOP


メール
お問合せ・お申込等はコチラ
戻る


(c)FA project