るうの ★陰陽道プチ知識★

第十一回

皆さんこんにちは～
文観役の桜華(エーサク)さんが原因不明の熱&胃腸痛に襲われていたちょうどその頃、私も同じく胃腸痛で死んでおりました。
これって密教系の呪なんでしょうか。。。やったね(☆゜∀゜)b＜やけくそ
というわけで、前回の宿曜道で「密教ってそもそも何?」と思われた方もいらっしゃると思いますので、今回は「密教について」です(^∀^)

一般の大乗仏教が民衆に向かい広く教義を言葉や文字で説くのに対し、密教は極めて神秘主義的・象徴主義的な教義を教団内部だけで伝承する点に特徴があります。これを指して「秘密仏教」、略して密教と呼ばれているわけです。
密教は、インド仏教がヒンドゥー教の隆盛によって圧迫されたため、ヒンドゥー教の要素を仏教に取り込むことで、インド仏教の再興を図ったのが始まりだそうです。確かに、密教にはすごい数の仏様がいらっしゃいますもんね～(^^;
日本の伝統的な宗派としては、空海が中国へ渡り学んだ真言宗と、最澄によって創始た日本天台宗が密教に分類されます。
ちなみに日本の密教は、霊山を神聖視する在来の山岳信仰とも結びつき、修験道など後の神仏習合の主体ともなったそうです。高野山や比叡山がそうなんでしょうかね？
密教では、宇宙＝仏の教えそのものを「大日如来」という形で表しています。そして、大日如来は人々を導くために如来や菩薩などたくさんの姿に化身する、とされています。密教の仏像は、それぞれ独特な手の組み方をしていまして、それを「印」と呼んでいます。それぞれの仏ごとに決まっていますが、秘密仏教略して密教なので、出家をしていない人はほとんど教えてもらえないそうですよ。
また、それぞれの仏ごとに「真言」があります。読んで字のごとく、真の言葉で、サンスクリット語で書かれた真言を密教ではそのまま読みます。
仏の印を組み、真言を唱え、瞑想することでその仏と一体になることができる、という教えを三密(さんみつ)と呼びます。これをすることにより、宇宙＝大日如来と一体になれるのだとか。。。
煩悩まみれな私には永遠に到達できない世界なのは確かです(^^;A

では、また★

ｂｙるう

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